いよいよ、医療の世界に復帰!

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偏差値の無駄遣いという指摘で我に返り、急いで医療業界に復帰。T社では新商品や事業開発を担当することになり、最初に取り組んだのは自律神経に関わるものでした。秘密保持の関係でサービスや商品詳細は語れませんが、自律神経って奥が深いのでプチ知識を書いておきます。

 メディアでもよく取り上げられる自律神経は「交感神経」と「副交換神経」に分かれていて、簡単にいうと緊張しているときは交感神経が働いていて、リラックスしているときは副交換神経が働いている状態を指します。車で言えばアクセルが交換、ブレーキが副交換ですね。
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 で、これがどっちかに偏りすぎると心身にダメなんですが、現代の生活はどうしても情報(刺激)が多いしFaceBookなどで誰かと繋がっているため、とてもストレスが大きく常に交感神経全開になりがちです。返信がこないだけでイラッとしたり「いいね」の数が気になったりとかですね。

 で、そのときに私たちの体で何が起きているかというと、筋肉が硬直して、心臓が一定のリズムで動き、血管はギュギュゥ〜っと硬くなり、まるで蝋人形か!ってくらいカチコチの状態になっているんです(イメージです)。それって体にいいわけないですよね。で、その状態が続くと精神疾患や肥満を誘発してメタボリック症候群につながったりして、いずれ糖尿病や高血圧症の原因となっていくのです。そこで、それを未然に防ぎたい!と考え、ストレスを測ったり緩和する商品・サービスを作ろうとしていたんです。

 

ただ、ストレスってそんなに簡単なものではなかった。。。